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会議通訳者の仕事場(2)

 

forum1.JPG (6762 バイト) 前回は仮設ブースを紹介しました。

 ここではブース付き会議場の例として、有楽町にある

 東京国際フォーラムの会議場を紹介します。

 これが通訳者のいる場所です。

 電灯の下にあるのは、会議の司会進行原稿。

 右側にはパートナーをヘルプするときに使うメモ用紙。

 そして黒っぽい箱が同時通訳装置です。

 

 

forum2.JPG (8639 バイト) ブースの窓からは会場を見下ろすことになります。

 仮設ブースの場合は講演者や聞き手と同じ平面にいる

 ことになりますが、もともと会議場に設置してあるブース

 の場合はこのように会場の後ろあるいは側面の上の方

 に位置していることが多いのです。

 左の写真は主催者あいさつの場面です。

 

 

 

forum3.JPG (8665 バイト) どちらが通訳しやすいかということになると、それほど

 変わらないような気がします。ただ、仮設の場合は、通訳者

 から見て聴衆の後頭部しか見えない場合も多いので、どちら

 かといえば、上から見下ろすほうが良いかもしれません。

 ただ、距離があるとスライドやOHPが見えないこともあり、

 大きな会場になると、双眼鏡を持ってブースに入る通訳者も

 います。

 左の写真はパネル・ディスカッションと質疑応答の場面です。

 

  この会議では、中国語母語話者の同僚と一緒でしたので、仕事の分担は訳出言語によって決めました。

  つまり、中→日通訳は永田が、日→中通訳は同僚が行いました。優秀な通訳者とコンビを組むときには母語方向へ

  訳すほうが安心です。特に討論や質疑応答など、原稿に頼れないときに通訳者の本当の実力が明らかになります。