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会議通訳者の仕事場

一般的な仮設ブースです。これが私たちの仕事場。環境とエネルギーに関する会議の時に撮影したものです。

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ブースの壁に貼ってあるのは、
○講演で言及された中国の企業集団の組織機構図に日本語訳と英語訳および略称を書き込んだもの(この会議は日・中・英の三カ国語)、○司会者の講演者紹介を訳す時に必要なスピーカーのプロフィール、○会議のプログラム。
こういう憶えにくいものはすぐに見られるように目の前に貼っておきます。

手元にあるのは、
○パートナーとの交替時間を正確に計るためのストップウォッチ、○発表原稿などの会議資料、 ○パートナーを手助けするためのメモ用紙とペン、○水の入ったグラス、○スライドやOHPを使うために会場が暗くなった時に手元の資料を照らすための小型ライト。 

辞書類は持っていきますが、会議が始まってしまうと、調べている時間がありません。いつも持っていくのは電子辞書(日中・中日合本で便利!)、それに会議内容に合わせた専門辞書を一冊くらいです。辞書より自分で作った用語集のほうが重宝です。

ブースの中から会場の様子が見えます。ここからスピーカーや聴衆を観察することができます。広い会場で一番うしろにブースを設置した場合、OHPやスライドが見えなくて困ることもありますから、そういう資料も必ずコピーをもらっておいたほうがよいでしょう。

会場によっては足下が冷え込むことがあります。夏でも冷房が効きすぎて困る場合もあるので、膝掛けなどがあると重宝します。

二人の通訳者の真ん中にあるのが同時通訳装置です。これでチャンネルの切り替えをします(入力はオリジナルとリレー用の二種類、出力は日本語と中国語の二種類)。日本語/中国語の発表は、入力をオリジナルにして、中国語/日本語へ訳します。英語の発表は入力をチャンネル2にして、英語通訳者の日本語訳を聞いてリレーで中国語に訳します。

この会議ではマイクは一本だけでしたが、通訳者各人にマイクがあることもあります(常設ブースはマイクが二本ある場合が多い)。